最新AIである「ChatGPT」がテキストだけしか打てないと思ってませんか?
ChatGPTは、人工知能の進歩によって生まれた多目的な言語モデルで自然な会話を行う事ができます。
言語理解や生成に優れており、人間と会話しているのと遜色がほとんどありません。
このChatGPTを既に使っている方は知っていると思いますが、会話は全てテキストベースとなります。
簡単に言えば、「インターネットを通してチャットで会話している」のと同じです。
実は、ChatGPTはテキストだけでなく、イラストを描くこともできるのです。
それは、他の画像AIアプリやウェブシステムなどを使用せずに「ChatGPTが考えた」イラストです。
最近は他の画像AIと連動させる事もできるみたいですが、今回は他のAIに頼りません!
よって、ChatGPTが想像するヴィジュアルを実際に目で見る事ができる画期的な方法となります。
ChatGPTが描いたイラストをいくつかご紹介します。
この驚異的な人工知能の力を目の当たりにしてみてください。
画像AIと組み合わせてイラストを描く方法に興味がある方は以下もおすすめです!
ChatGPTとのコミュニケーション手段は?
まずは、既に知られている「ChatGPTの主なコミュニケーション手段」を記載しておきます。
(1) テキストによる会話
これはChatGPTを使うほとんどの方が使う手段となります。
簡単に言えば、文字ベースのチャットですね。
↑こんな感じでテキストのやり取りができます。
(2) テーブルによる会話
これはChatGPTの回答してもらった情報を纏めてもらいたい時に使います。
簡単に言えば、表のようなものですね。
文章では分かりづらい時にテーブル形式でまとめて回答をしてくれます。
ChatGPTとテーブル形式での会話にご興味がある方は以下をご参照ください。
(3) プログラム言語による会話
これはChatGPTに対してプログラミングの質問した時に使われる事が多いです。
簡単に言えば、VBAなどを作成してくれることですね。
さまざまなプログラミング言語のサンプルを条件通りに作ってくれます。
(4) 音声による会話
ChatGPTと音声による会話をするためには、Google Chromeの拡張追加が必要です。
音声会話機能を追加するとヘッドセットなので会話することができます。
音声会話機能についてご興味がある方は以下をご参照ください。
上記に挙げたのが、ChatGPTとの主な会話手段となります。
見て頂いて分かるとは思いますが、ほどんどが文字や英数字ベースのコミュニケーションです。
今回紹介するのは今までになかった画期的な方法で会話する手段だと考えております。
今までのように「文字ではなく、イラストでChatGPTのイメージを知る事ができます」。
では、次にChatGPTがイメージするイラストはどのように実現できるかを説明致します。
ChatGPTにイラストを描写させる方法
冒頭でも説明した通り、今回は他の描写AIを使用せずに「ChatGPT」にイラストを描いてもらいます。
そのために使用するのは「マイクロソフトオフィスのエクセル」です。
パソコンを普段から使う方であれば誰でも一度は使った事があるあのエクセルです。
このエクセルとChatGPTだけ使って、イラストを描くことができます。
では、早速「ChatGPT」にイラストを書いてもらう方法をご紹介します。
おそらく、ほとんどの方は知らないと思います!
「犬」のイラストを描いてもらう
最初にChatGPTに描いてもらおうと思うのは「犬」です。
子供から大人まで犬を知らない人はいませんが、どのようなイメージ(外見)かは人それぞれです。
最新AIがイメージする「犬」とはどのようなものなのかをイラストとして実際に見てみましょう!
ChatGPTに描写をお願いする方法は以下の通りです。
(チャット欄に下記を入力します)
この質問に対して、「ChatGPT」はVBAで描写プログラムを回答してくれます。
この描写は「ChatGPT」自身が思い描く「犬」をイメージしたものです。
よって、どのような外見になるかは「ChatGPT」の想像次第ということになります。
回答は以下のようにVBAで応答をしてくれます。
このVBAをエクセルのモジュール(マクロ作成と同じ手順)に張り付けて実行します。
そうすることにより、エクセルには「ChatGPT」が思う犬が描写されます。
ちなみに、エクセルにVBAの貼り付け方が分からない方は以下をご参照ください。
VBAの貼り付け方からマクロ実行までの詳細を説明しております。
そして、マクロ実行した後に描写された「犬」のイラストが以下となります。
これが「ChatGPTがイメージする犬」です!
いかがでしょうか? ちゃんと「犬」にみえますよね?
エクセルに描写制限はありますが、他の描写AIが書いたではなく、ChatGPTの意思で描いたのです。
ChatGPTは「犬」に対してこんなイメージを持っているんですね。
「美味しい食べ物」のイラストを描いてもらう
先ほどの「犬」は具体的なものを指定しましたので、今度は抽象的なものを描いてもらいます。
抽象的なものであれば、描かれるイラストは想像力依存となります。
今回は「美味しい食べ物」としました。
最新AIであるChatGPTが考える美味しい食べ物をイラストにするとどんな感じになるか楽しみですね。
ChatGPTが描いた「美味しい食べ物」が以下となります。
・・・・・・。
始め見た時はこれが何であるかさっぱり分かりませんでした。
なので、「ChatGPTにこれが何であるか」質問をしたところ、答えは「ピザ」だそうです。
スクリーンショットでは分からないと思いますが、この描写は何層にも重ねております。
外観もそうですが、”美味しい”というワードがあったので、たくさんのピザを想像したのかな。
最新AIの頭脳についていけていないのか、AIの想像力が乏しいのか、、、
「ChatGPT」のイラストを描いてもらう
最後に「ChatGPT」自身のイラストを「ChatGPT」に描いてもらおうと思います。
ちょっと意地悪な感じのお願いですが。
ChatGPT自身も自分の姿や形は分からないと思うので、全て想像に任せた描写になります。
おそらくパソコンかキーボードのようなものになるかと想定しています。
ChatGPTが描いた「ChatGPT」が以下となります。
所感は「ちょっと不気味な絵」というところですかね。
ただ、よく見るとパソコンのモニタ内に人のようなものがいるという想像かもしれません。
私達がチャットしているChatGPTは紳士的で明るい印象だと感じている人も多いと思います。
でも、ひょとするとこの描写で描かれた感じが本当なのかもしれませんね。
もしくは、少し意地悪な質問をしたので、ちょっと投げやりになって描写したとかですかね。
あまりご機嫌損ねられてもマズイので、描写はこれで終わりにします!
結論
- ChatGPTはエクセルを利用して描写ができる
- ChatGPTの描写したイラストはある程度の的を得ている
- ChatGPTの想像する世界は凡人には分からない事が多い
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以上、お読みいただきありがとうございました。
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